musubi magazine

必要なものだけを残した本質的な挙式「約束式」

 

musubi weddingが大切にしている、
人生を豊かにするための挙式の時間。

通常、挙式は形式的に進んでいくことが多いですが、
本当に大切なことは、決められた進行を正しく行うこと以上に、
新郎新婦が「夫婦の約束」を「大切な人たちの前」で結ぶことだと考えています。

 

だからこそ、そのために必要なコンテンツだけを準備した、

オリジナルの挙式スタイル「約束式」を提供しています。

 

 

今回は約束式についてお届けさせていただきます。

目次

  1. 「約束式」とは?
  2. 挙式の打合せまでの準備内容
  3. 他の挙式スタイルとの違い
  4. 最後に

 

「約束式」とは?


約束式は、「夫婦のあり方」つまり「夫婦で何を大切にして生きていくのか」を 、
大切な人たちの前で約束することを目的としています。

生涯を通して固く結ばれた夫婦になるために、
ふたりの人生にとって、必要なことだけを行う。

これから夫婦で何を大切にして生きていくのか?
夫婦のあり方を、大切なゲストの前で約束します。

約束式は、プロセスから他の挙式スタイルとは異なります。

簡単に、負担なく準備を進めるということよりも、
無駄なものはなくしつつ、ふたりにとって必要なものにはしっかりと向き合って準備していく。

挙式の準備は、進行を決めていくだけであることが多いですが、
約束式の場合は固く結ばれたふたりになるための「夫婦準備」を行います。

 

挙式の打合せまでの準備内容


① LETTER

自分の人生を振り返り、価値観を言葉にする。
そして相手に向けた手紙としてパートナーに自分のありのままを伝えます。

 

② DIALOG

お互いが大切にしていることを、
ふたりで大切にしていくことができるよう「夫婦」としての価値観をつくり、未来を描きます。

 

 

 

結婚式は夫婦の第一歩目となる一日だからこそ、
これらのワークを通じて「夫婦で何を大切にして生きていくのか」を考え、言葉にしていきます。

約束式を実施しない方も、このワークを実施いただけますが、
大切な人たちがふたりのために集まる日だからこそ
約束式で「夫婦のあり方」を伝えてみてはいかがでしょうか。

 

③ 約束の言葉づくり

LETTERとDIALOGをもとに、約束の言葉や、ゲストに伝える言葉をつくります。

定型文の言葉ではなく、
人生を見つめなおし、夫婦としての一歩目となる結婚式だからこそ、
そこにある思いを言葉にしていきます。

その為のガイドラインもご準備しています。

 

 

他の挙式スタイルとの違い


Point1:メッセージ

自分の人生に欠かせなかった、大切な人へ挙式の役目を依頼し、
その人への思いを、ゲスト全員にお配りするカード司婚者のアナウンスで伝えます。

新郎新婦の入場前にカードをお配りするため、

待つ時間でさえも「ただ新郎新婦を待つだけの時間」ではなく、

「ゲストに新郎新婦の思いが伝わる時間」に。

 

見守るだけでは伝わりきらない背景や思いを、そこにいる全員に共有することで、
「身内だから感動した」ということではなく、
全員が同じ温度感で挙式の時間を過ごすことができます。

バージンロードも、新婦だけのものではない。

新郎新婦、どちらの人生も表す道として、
これまでの人生で自分を支えてくれた人と一緒に歩いて、
思いを伝える時間に。

 

Point2:エピソード

ゲストが新郎新婦の「約束の言葉」をより深く理解するために、
新郎新婦のこれまでの人生や価値観、約束の背景をエピソードとしてアナウンスで伝えます。

 

” (新郎)私の大切なものは「友人・仲間」です。
それに気付いたのは、「一番人生において苦しく感じたタイミング」でした。
自分ひとりでは立ち直れなかった出来事がありましたが、
周りにいてくれた友人達の存在が私を立ち直らせてくれました。 “

 

” (新婦)私の大切なものは「家族、そして家族との時間」です。
それに気付いたのは、「人生の節目のタイミング」でした。
私の小さい頃から、子供ではなく一人の人として尊重してくれた家族。
私にとって、家族は何でも話せる、心が許せる、いつでも味方でいてくれる大切な存在です。
私の人生の節目には、いつだって、相談に乗って、最後には背中を押してくれました。
そんな家族の存在と、家族とともに過ごせる時間は、本当に宝物です。 “

 

 

また、お互いに手紙を読み合い、

「結婚したいと思った理由」「相手の〇〇なところを大切にしたい」など

これまでの準備期間を通しての気付きや、相手への思いを伝える時間にも。

 

 

Point3:約束の言葉

これからふたりで生きていく人生がより豊かになるように、

固く結ばれた夫婦になる第一歩として 「夫婦のあり方=ふたりで何を大切にして生きていくか」

「約束の言葉」として大切なゲストの前で約束します。

約束の言葉を作るプロセスをしっかり大切にしているからこそ、
出来上がる言葉がふたりにとって意味のあるものになります。

 

 

最後に


 

いかがだったでしょうか?

これまで沢山のことを
経験し、感じ、考え、行動してきたひとりとひとりが
ふたりでどのように生きていくのかを約束する、約束式。

ふたりの約束と、そこにある思いを伝えることで、
夫婦の未来を、本当の意味で応援してもらえる。
大切な人たちの前で約束をするからこそ、ふたりの心がより固く結ばれる。

大切な人たちと過ごせる、貴重な時間を一瞬一瞬こだわることは、
新郎新婦のふたりにとっても、列席されるゲストにとっても、
人生が豊かになる時間をつくることに繋がります。

是非、約束式で
大切な人たちに夫婦のあり方を約束する時間をつくってみてください。