musubi magazine
2021年9月18日
こだわりたいポイント〔 挙式編 〕
musubi weddingでは、人生を豊かにする結婚式をお届けするため、
〔挙式〕と〔パーティ〕をどんな時間にしていくのか、
それぞれの時間がもつ価値を定義づけました。
大切な人たちの前で 夫婦の約束を結ぶ、挙式。
大切な人たちと 生涯の縁を結ぶ、パーティ。
ただ、挙式に対して明確な希望やイメージを持った新郎様新婦のおふたりは少なく、
「参列した経験の中でも、挙式での思い出があんまりない」
そんな声も多く聞きます。
「余興は無しにしよう」
「衣裳チェンジの時間を少なくしよう」など、
自由時間の多いパーティの時間配分に目をむけがちですが、
大切な人たちと過ごせる、貴重な1日の数時間。
挙式・パーティのどちらにもこだわり、それぞれに目的を持って時間を過ごすこと。
それが、新郎新婦のふたりにとっても、列席されるゲストにとっても、
人生が豊かになる時間をつくることに繋がります。
今回は挙式の時間にこだわるためのポイントをお届けさせていただきます。
目次
そもそも「挙式」とは?
挙式は一般的に、結婚の儀式を執り行うことであり、
「神様や列席者の前でふたりが結婚を誓う儀式」のことを指します。
会場ではキリスト教式や人前式など、複数の挙式のスタイルからお好きなスタイルをお選びいただけます。
選択肢が複数ある中で、どのスタイルが自分たちに合うのかわからないという人もいるかと思います。
挙式のスタイル
選ぶ挙式スタイルによって、
「誰に向かって誓いを立てるのか」が変わってきます。
神(仏)様に誓いを立てる : 神前式 ・ キリスト教式・仏前式 など
人(列席者)に誓いを立てる : 人前式
宗教や挙式会場によってスタイルを選ぶケースも多いですが、
最近は自分たちらしくゲストへ誓いを立てる人前式を選ぶおふたりが増えています。
「なんとなく」「見たことあるから」といった理由で挙式スタイルを選ぶのではなく、
「自分達に一番必要な挙式スタイルはどれか」という観点を忘れずに選んでみてください。
① 神前式
神前式とは、神社や神宮、ホテルなどの神殿で挙式を執り行うスタイルのことで、
日本古来の神様たちに結婚の誓いを立てる挙式です。
基本的に新郎新婦は和装(新郎は紋付袴、新婦は白無垢か色打掛)で挙式に臨みます。
儀式的な意味合いが強いので、
神社ごとに若干の違いはありますが、挙式の進行なども決まっている場合が多くあります。
「親族のみ列席可能」など、列席できるゲストに制限があるケースもあるので注意が必要です。
② キリスト教式
キリスト教の教えに則り行う挙式スタイルで、神様に永遠の愛を誓います。
基本的には新郎新婦は洋装(新郎はタキシード、新婦はウエディングドレスかカラードレス)で挙式に臨みます。
牧師先生が進行を務め、誓約の証として「誓いのキス」「結婚指輪の交換」を行います。
牧師先生の聖書朗読や、聖歌隊の讃美歌斉唱なども印象的な進行であり、新郎新婦は牧師先生の方を向いて挙式を行います。
日本ではキリスト教徒ではない場合でもキリスト教式の挙式を行うことができます。
③ 人前式
人前式では、結婚を家族や友人などのゲストの前で誓いを立て、承認してもらいます。
形式や宗教にとらわれず、ゲスト全員に結婚の証人となってもらうことができるため、
ゲストに登場してもらえたり、アットホームな空気感で挙式を行うことができます。
新郎新婦の衣裳や場所などに制限が少なく、アレンジしやすく自由度の高さが特徴です。
新郎新婦がゲストの方を向いて挙式を行うため、
新郎新婦・ゲストがお互いに表情を見合うことができることもメリットです。
こだわりたいポイント
musubi weddingが大切にしている
人生を豊かにするための挙式の時間。
通常、挙式は形式的に進んでいくことが多いですが、
本当に大切なことは、決められた進行を正しく行うこと以上に、
新郎新婦が「夫婦の約束」を「大切な人たちの前」で結ぶこと
だと考えています。
musubi weddingが提案する、挙式においてこだわりたいポイント3つをお届けします。
①大切な人たちに「何を伝えたいか」を考える
挙式中、直接ゲストと触れ合う時間は少ない。
だからこそ、ひとつひとつの進行や、コンテンツによって、
ゲストが感じることや挙式全体の温度感が変わります。
挙式の時間を通して、自分たちは何を伝えたいのか。
それを考える為に、
自分たちは何のために挙式をするのか、挙式をしたあとゲストにどんな気持ちになってもらいたいのか、
ふたりで想像してみてください。
②お役目ゲストは「なんとなく」で選ばない
エスコーター、ベールダウンサポート、リングサポートなど、
挙式でもお役目ゲストを選ぶシーンがあります。
「エスコーターはお父さんのイメージがあるからお父さんにしよう」
ではなく、
自分の人生に欠かせなかった、大切な人へ挙式の役目を依頼すること。
なんとなくその方へご依頼するのと、
思いや意図をもってご依頼するのとでは、
きっとご依頼する際のお声がけ、その方の反応、
結婚式当日の心の温度も変わってきます。
③間違えずに挙式を行うことがゴールではない
挙式は何度か見たことがあったとしても、
挙式の際のちょっとした動作や、進行の運びに「上手くいくかどうか不安」という方もいらっしゃいます。
ですが、沢山結婚式をお手伝いしてきた私たちからお伝えしたいのは
スムーズな動作や進行に注力しすぎてしまうのは、とてももったいないということ。
「新婦のエスコーターとバトンタッチしている時の新郎の表情、真剣で素敵だな」
「新婦とは初めて会ったけど、誓いの言葉に思いがこもっている様子を見て
新郎は素敵な人と結婚したんだなと感じた」
など、新郎新婦のおふたりやお役目ゲストの表情、その場の空気感に心が動かされます。
だからこそ、「上手くやること」をゴールにせず
その時、その場にしかない瞬間に集中して挙式に臨んでみてください。
バージンロードを歩く「ウエディングステップ」も、
型どおりに完璧に歩くことがゴールではありません。
バージンロードは「人生の道のりを表す」からこそ、
人生を支えてくれたエスコーターと一緒に噛みしめながら、一歩一歩歩くこと。
ゆっくり、今までの人生を思い出しながら歩くからこそ、この時間に意味が生まれます。
最後に
いかがだったでしょうか?
大切な人たちと過ごせる、貴重な時間の一瞬一瞬にこだわること。
新郎新婦のふたりにとっても、列席されるゲストにとっても、
人生が豊かになる時間となりますように。
また、今回ご紹介した「挙式でこだわりたいポイント」を押さえた
musubi weddingオリジナルの挙式スタイルがあります。
約束式
挙式をより自分たちらしく、意味深い時間にしたいというふたりにオススメです。
「どうやってお役目ゲストを選べばいいのかわからない」
「誓いの言葉の作り方がわからない」
というお悩みをお持ちの方も、是非参考にしてみてください。