CASE
2021年12月20日
大切な、誰かのために。 大切なひとと一緒に過ごせる、一瞬一瞬にこだわる1日。
爽やかで、周りを明るくさせるポジティブさを持ち合わせる新郎様。
まっすぐに、揺るがない芯を持ち、愛にあふれた新婦様。
そんなおふたりが、結婚式を挙げる目的。
周りの方々へ感謝を伝えること。ゲスト全員にふたりの結婚の証人になってもらいたい。
結婚式を通して、思いが伝わり、ゲストに喜んでもらえること。
“ただ、自分たちからメッセージを伝えるだけの一方通行ではなく、
ゲストからもたくさん思いを受け取ることができる1日にしたい。”
そんな風にお話くださいました。
いつまでも、夫婦ふたりでこのゲストとの結びつきを大切にしたいからこそ、
どの時間も無駄なく濃い時間を過ごすことができるように。
ふたりとゲストの思いが交わる瞬間をできる限り増やすことができるように。
プランニングで心がけたポイントを3つご紹介します。
おふたりのエンディングムービーはこちらから。
① どんな瞬間も「大切なゲストのために」
パーティの時間だけではなく、受付から挙式の過ごし方にもこだわりを。
受付では、ふたりの大切にしているものをパーソナリティボードで表現。
どんな価値観を持っている人なのか？
何を大切にしてこれまで生きてきたのか？
どんな関係性のゲストも、
新郎新婦どちらのことも深く知る時間に。
新婦のパーソナリティボードをひとつご紹介します。
「人」
私は周りの人に支えられてきました。
この家に生まれて。
同じ部活で。同じクラスで。同じ塾で。
入学式が隣の席で。3階病棟に配属で。
その時のタイミングに
みなさんが居てくれたから
私は今とっても幸せでいれてると思ってます。
本当にありがとう。
挙式では、musubi weddingオリジナルのスタイル「約束式」でゲスト全員が証人となる時間に。
大切なゲストの皆様の前で、夫婦として約束を結びました。
新郎様も新婦様も、これまでの人生で支えてくれた方をお役目ゲストとしてピックアップ。
その方への思いをカードとアナウンスで届けていきました。
新郎のブートニアサポートを務めていただいた、
新郎お母様へ。
いつも優しく見守ってくれてありがとう。
手先は器用だけど、
家族に大切なことを伝えるのが不器用な毋。
これからはいっぱい頼ってください。
新婦のエスコーターを務めていただいた、
新婦お母様へ。
ずっと背中を見て育ってきました。
母の強さに惹かれ、目標となる存在でした。
私が天職だと思っている看護師になれたのはそんな母の存在があったからです。
本当にありがとう。
これからも何でも話せる良き母、良き友人の様な存在として宜しくね。
ふたりが夫婦としてこれから何を大切にして生きていくのか、
ふたりの夫婦のあり方を、ふたりの言葉で結びます。
１ 感謝する気持ちを大切にします。
２ お互いの家族・友人を大切にします。
３ 一番の理解者でいれるように、よく話し合います。
４ お互いが尊敬し合えるよう、努力します。
ふたりの「約束の言葉」で約束を結び、
そこに立ち会ってくださったゲストの皆様が、
あたたかな拍手をもって、証人となってくださいました。
② ふたりらしい「ゲストのために」のおもてなし
肩ひじはらず、アットホームであたたかい空間。
ふたりの「ゲストのために」というおもてなしが
細部まで行き届いていて、それがゲストに届く。
ゲストへの思いを言葉にして、伝える時間と、ゲストから言葉をいただく時間をつくり
決して一方通行ではない時間を過ごしてもらう。
ウエルカムスピーチでは新郎・新婦からふたりらしい、ふたりのありのままの言葉で思いを伝える。
「大切な皆様と過ごせる時間を、ずっと楽しみにしていました」
「遠慮せずに、前にきて一緒に写真撮ったりたくさん話しましょう！」
ゲストからは、挨拶・スピーチ・歓談時間だけではなく、
中座ゲストやサプライズバイトで登場いただいたゲストからもおふたりへの一言をいただく。
どのゲストもふたりの人生に欠かせない大切な存在だからこそ、
ゲスト全員が
”ふたりと出会えてよかった”
“今日一緒に過ごせてよかった”
と、思えるような時間を過ごすことができるように、余白を持たせた進行に。
③ おふたりへのサプライズ
結婚式まで3カ月を切ったころ、
新郎新婦のご家族が会場の前撮りへお越しくださっており、ご挨拶に。
おふたりのゲストへの思いを伺い、
挙式やパーティで「これまで育ててくれた感謝を伝えたい」と、
ご家族をお役目ゲストにピックアップいただいていたおふたり。
新婦様からは、
「兄の結婚式の際のおもてなしが忘れられない」
「あんなあたたかいおもてなしを自分たちもしたい」ともいただいていました。
ふたりのご家族への深い愛情を知ったからこそ、ご家族にもその思いをお伝えしました。
その際、ご家族の皆様からふたりへの思いをたくさんお話しくださり、
ご家族のふたりへの愛情に触れた時間となりました。
そこで、プランナーより
「おふたりへ、サプライズをしませんか？」とご提案。
おふたりとも、どちらのご家族も大切にされていらっしゃいます。
だからこそ、新郎宛・新婦宛ではなく、「ふたり宛」のメッセージを
新郎家、新婦家それぞれから手書きのメッセージをプレゼントするのはどうでしょうか？
ご提案後、すぐに「やりたい！」とご家族の皆様が喜んでお受けくださいました。
手紙と、メッセージアルバムのプレゼントを結婚式当日におふたりへお届け。
ご家族への愛を伝えてきたおふたりに、
ご家族から、深い愛を綴じ込めた贈り物。
たくさんの愛が交わる瞬間となりました。
プランナーより
お打合せ期間より、何よりも周りの方への思いを大切にしてこられたおふたり。
おふたりの思いや愛が溢れる、あたたかくて、美しい1日でございましたね。
おふたりと、おふたりのゲストの皆様との心の結びつきの強さを改めて感じました。
おふたりの周りには、
どんな時であっても、そっと心をよりかけられることができる方がたくさんいらっしゃるのだと思います。
きっとこれまでも、ご家族や周りにいらっしゃる素敵な皆様とたくさん支え合ってこられたのだろうなと、
結婚式の当日、皆様を陰から見守りながら感じておりました。
「大切な人がずっと笑顔でいてくれる場がこれほど嬉しいものとは想像もしていませんでした」
とのお言葉をいただけたこと、
私含め、携わらせていただいたスタッフ全員、嬉しく思っております。
おふたりの大切な1日を、人生を、
ザ・ヒルサイド神戸でお手伝いすることができて、幸せでございました。
本当に、ありがとうございました！
末永くお幸せに。
