CASE
2021年1月13日
愛がカタチになる一日
何十年経っても、尊重し合える夫婦でありたい。
お互いの大切にしている人を、ふたりで大切にしたい。
これまで築いてきた人とのつながりを、いつまでも大切にしたい。
お付き合いが長いおふたりの、理想の「夫婦のあり方」。
今でも周りの人を大切にしているふたりだからこそ、
「これからもそうでありたい」
という思いをお持ちでした。
家族のような関係の、たえず顔を合わせる友人もいれば、
結婚式で久しぶりに会うゲストも沢山いる。
社会人になってからなかなか会えなかった学生時代の友人や、
気付けば数年会えていなかった地元の幼馴染。
もしかしたら、
会う頻度が下がり、一度は途切れてしまいそうになった縁が中にはあったかもしれない。
でも、ふたりの大切な一日を共に過ごすことで、これからも夫婦としても仲良くしていきたい。
だからこそ、ふたりの結婚式は「人とのつながりを大切にできる一日」にしたい。
LETTERを通して、大切な人とのエピソードを振り返り、
お互いに大切な人とのエピソードを伝え合いました。
その中で見えてきた、ふたりがゲストに伝えたい思い。
過ごして欲しい時間。
共通の友人も多かったけど、中には初めて会うゲストもいる。
「誰一人置いてけぼりにしないで、ふたりでゲスト全員をおもてなししたい」
それがおふたりの答えでした。
お酒を通した楽しい時間が大好きなおふたり。
「Happy Cheers!」というコンセプトのもと、
大切なゲストが一日めいっぱい楽しんでもらえるように。
更に、ゲスト全員と「家族になる一日」という裏テーマを設け、
ゲストへの思いからひとつひとつの進行を作っていきました。
感謝の思い。
大好きな思い。
そして、家族のようにこれからも末永くよろしくね、という思い。
このふたりの思いを全て届けることが、「人とのつながりを大切にできる一日」には必要でした。
しんみり感動するシーンを作りたいわけじゃない。
皆で楽しむことが好き。
楽しみながら、思いを伝える。
ふたりの夫婦のあり方から考えた 時間の過ごし方でした。
ふたりの選んだ挙式スタイル「約束式」では、
ゲスト全員に対して「ふたりの人生に欠かすことのできない大切な存在です」と思いを伝え、
これまで自分の人生を支えてくれた両親へは、
感謝していることや尊敬していること、謝りたいことをメッセージとして伝える時間に。
そして大切なゲストの前で、
夫婦としてこれから何を大切にして生きていくか、
「夫婦のあり方」を約束しました。
挙式でふたりのバックグラウンドを知ったゲストからは、
「どちらか一方ではなく、ふたりのことをよく知れた」という声もあがりました。
結婚式のキーアイテムとなった、名前入りピースと世界地図のボード。
おひとりおひとりのピースをはめていただくことで、
ひとつの大きな地図が完成します。
「将来は夫婦で世界中旅行したいな」というふたりの思いも込めて、このモチーフに。
特に思い入れのあるゲストには、
皆様の前でおふたりとのエピソードを添えながらピースをはめていただき、ついにボードが完成。
ふたりのゲストへの愛がより深く伝わる時間となり、
それを囲む他のゲストもエピソードに心が動きました。
誰一人欠かすことのできない、大切なゲスト全員と仕上げたボードは新居に飾り、
ゲストが遊びに来てくださったときによく盛り上がっているそうです。
挙式でのメッセージ、パーティでのエピソード。
新郎様も、新婦様も自分の言葉で思いを伝えた一日となりました。
決して一方通行の進行ではなく、
ただ楽しいだけではなく、
ふたりのあたたかい思いが ゲストに届く時間となりました。
プランナーより
おふたりのバックグラウンドを知れば知るほど、
おふたりのことが大好きになっていったお打合せ期間でした。
列席いただいたゲストの「新郎新婦に愛されていると感じた」というお声から、
いつもゲストの方目線で考えてくださったおふたりの思いが、
当日しっかり届いていることを実感し、この一日を迎えられたことを幸せに思いました。
日々お互いのご友人や仲間との時間を、
記念日の度に、ご家族との時間を大切に過ごしていってくださいね。
これからも、末永くお幸せに。