CASE

大切な人と過ごす 大切な想いを伝える一日

 

「結婚式はいずれ挙げたい」とお考えのあったおふたりでしたが、新婦様のお腹に小さな命が宿っていることが分かり、時期を悩まれたそう。しかし「ふたりの晴れ姿が見たい」と親御様からの後押しもあり、このタイミングで結婚式を挙げることを決意されたおふたりは、体調に配慮されながら心をこめてご準備くださいました。

 

お互いの価値観や想いを共有し合ったお打合せ


お打合せ期間では“LETTER”を行いました。“LETTER”とは、これまでの自分自身の人生を振り返り、価値観を言葉にすることによって『自分自身』を人生のパートナーに伝えるお手紙のこと。事前に、お互いが大切にしていることや価値観を共有し合い、結婚式の準備に向けておふたりの心をひとつにしていただきました。

おふたりが思い描く結婚式のテーマは、ゲストに感謝の気持ちを伝え、心から楽しんでいただけるような結婚式。おもてなしやサプライズをたくさん取り入れられ、ゲストを想うおふたりのあたたかなお気持ちが随所に表れたお打合せとなりました。

 

おふたりの言葉で結ぶ『約束式』


いよいよ迎えられた結婚式当日。まずチャペルにご入場されたのは、新郎様とお父様でした。お父様との思い出を噛みしめるように、一歩一歩を歩まれた新郎様。お父様との新たな思い出が心に刻まれた、かけがえのないひとときとなりました。

続いて、新婦様がお父様とご入場。お母様から筥迫の儀が行われ、笑顔とぬくもりがあふれる穏やかなシーンに。バージンロードをお父様と歩まれる新婦様の清らかなお姿に、ゲストが涙する感動的な場面となりました。

おふたりがお選びになった挙式スタイルは、大切な人たちの前で夫婦の約束を結ぶ『約束式』。おふたりが紡いだ“約束の言葉”をゲストの前で述べられ、夫婦の絆と心がより固く結ばれたお時間に。ご家族やゲストを大切に想うお気持ちが伝わる、あたたかな挙式となりました。

 

 

特別な思い入れのある“胡蝶蘭”


披露宴会場へ入場されたゲストの目をまず惹いたのは、メインテーブルの周りを見事に咲き誇る胡蝶蘭でした。胡蝶蘭は、新婦様の親御様が結婚式をされた際に使用された、親御様にとって特別な思い入れのあるお花。自身の結婚式でも同じお花を取り入れたいと、新婦様がこだわってお選びになりました。会場の研ぎ澄まされた空間は、ナイトウエディングならではのロマンチックな雰囲気も相まって、洗練された大人の空間に。披露宴への期待に胸を膨らませるゲストの皆様を、幻想的な世界へと誘いました。

 

『和』を基調とした結婚式


京都という地だからこそ、日本の伝統美である白無垢を着て結婚式を挙げたいとの想いを抱かれていた新婦様。披露宴では、和装にぴったりな演出を取り入れられたおふたり。新婦様のお腹にいる赤ちゃんの性別を、“だるまの目入れ”演出でゲストの皆様にお披露目されました。高揚感の高まる演出に、ゲストも大盛り上がり。ゲストからの祝福のお気持ちが伝わる、和やかなひとときなりました。

 

ご家族・ゲストとの時間を心ゆくまで楽しまれたおふたり


和装から洋装へとお召替えをされてご入場された新郎様新婦様。和装の上品な佇まいから一転、親しみやすいカジュアルな雰囲気に。お色直し後も、ゲストとの写真撮影やご歓談を心ゆくまで楽しまれたおふたりでした。披露宴の結びでは、新郎様新婦様から親御様へ感謝のお手紙をご用意。そして、親御様からもおふたりに向けてお手紙をご用意されていました。今日という日を素晴らしい日を迎えられたのは「ふたりの晴れ姿が見たい」と、親御様からの後押しがあったから。ご家族との絆がさらに強められた、心あたたまる結婚式となりました。